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初心者幹事さんが押さえておきたいバンカーのルール

初心者幹事さんが押さえておきたいバンカーのルール

初心者幹事さんが押さえておきたいバンカーのルール

「バンカー」はゴルフ場内のハザード(危険区域)の一種で、ボールが打ちにくい砂地でできたハザードです。 ゴルフのゲーム性を高める脱出しにくいバンカーは、初心者ゴルファーだと特に、ストレスを感じやすいもの。 そんな厳しい場面だからこそ、幹事さんとしてはもちろん、紳士淑女としてのマナーが問われるところです。 ここでは基本的なバンカーのルールについてご紹介します。

ピカピカのバンカーを心掛けて

バンカーショットをした後は、レーキというT字型の道具で、自分の足跡まで綺麗にならしておくことが、ゴルファーとして守るべき当然のマナーです。 もし自分のボールが入ったバンカーが足跡だらけで、とても打てるような状況でなかったら・・・楽しいはずのゴルフも台無しです。 そんな不快な思いを後続の組のプレーヤーにさせてしまったら、幹事さんをする以前に、ゴルファーとしても失格といえるでしょう。 紳士淑女の社交の場であるゴルフコースは、ゴルファー全員で大切にしたいもの。 ピカピカのバンカーで、後続の組にも気持ちよくプレーしてもらえるように心掛けましょう。

バンカーに入った時のルール10選

それでは以下、代表的なバンカーでのルール10選をご紹介します。


① バンカーで他人のボールを打ってしまった!・・・NOペナルティ

→他人のボールはリプレース。
フェアウエーやラフで他人のボールを打ってしまうと2ペナルティが付きますが、
ハザード内では誤球をしても罰は付きません。


② 土手の高いところ(アゴ)からバンカーに入って転んだ!・・・NOペナルティ

→安全な浅いところから入ろう。
なぜかボールとの最短距離で入らなければならない、
と勘違いしている人が意外と多いですがゴルフは安全第一。
バンカーに入る時は、必ず浅いところから入るようにしましょう。


③ 靴が砂にめり込んだ・・・NOペナルティ

→足場を固定することが成功の秘訣。
フェアウエーで地面を掘って足場を作るとペナルティが付きますが、バンカー上ならOK。
ルール上で両足をしっかりと地面をとらえることは認められています。


④ ショット前に砂ならしをした・・・2ペナルティ

→砂ならしはショット後に。
ボールが完全にバンカーの外に出ないと
「砂をテストした」と見なされて2ペナルティになります。
必ずショット後に砂をならしてから立ち去りましょう。


⑤ 砂にソールしてアドレスした・・・2ペナルティ

→そのままプレー続行。
アドレスとテークバック時には砂にふれてはいけません。
トップスイング後であれば問題ありません。


⑥ バンカー全体が水浸し!・・・NOペナルティ

→そのまま打てば無罰。
どうしても打てない場合、
ボールのあった位置ホールを結んだ線の後方延長線上にドロップすれば1ペナルティとなります。


⑦ 砂ならし(レーキ)をよけたらボールがバンカーに入った・・・NOペナルティ

→リプレースでプレー続行。
ペナルティなしでボールを元の位置に戻して、プレーを続行できます。


⑧ 使用しないクラブをバンカー内に置いた!・・・NOペナルティ

→使わないクラブは置いてもOK。
クラブを乱暴に投げて置いたり、ひきずったりすると砂の状態をテストしたことになり、
2ペナルティになるので要注意です。


⑨ バンカー内のレーキ(砂ならし機)をよけた!・・NOペナルティ

→動かせる障害物は取り除いてOK。
ルール上、レーキは動かせる障害物になります。
バンカー内に入ったボールがレーキに接触したら、
障害物になるレーキを移動してもNOペナルティです。


⑩ バンカー内の枯葉を取り除いた!・・・2ペナルティ

→そのままプレー続行。
バンカーでショットの邪魔になる自然物(ルースインペディメント)
である枯葉を取り除く行為は禁止されています。


バンカーならし(レーキ)は最初、 クシのある面でおおまかにならしてから、 最後はフラットな面で砂を綺麗に整えます。 後続の組の方が、ストレスを感じるバンカー内でも気持ちよくプレーできる環境づくりを心掛けましょう。