取り分け上手な幹事さんに

取り分け上手な幹事さんに

上手な取り分け方のコツとは?

コツ1)取り分けは取り箸やトングで

それぞれが使う手元箸で取り分ける行為を、不衛生と感じるゲストも多いです。
気を利かせたつもりで、手元箸を逆にして柄の部分でサーブするのも、「逆さ箸」といわれるマナー違反。
手が触れる柄の部分を使うこと自体がNGです。
お刺身をはじめ、生ものをよく食べる「和食」ですから、とりわけ衛生面のマナーは厳しいのです。
潔癖症のゲストも珍しくなく、「嫌いな上司の箸に触れた料理なんて、口にしたくない」、という方がいても不思議ではありません。
幹事さんがせっかく用意した料理ですから、口も付けてもらえないのはちょっと悲しいですよね。
料理の取り分けはできるだけ取り箸で行い、もし取り箸がなければお店のスタッフにお願いして、まっさらな箸を用意してもらいましょう。

コツ2)小皿は大皿のミニチュア感覚で

サラダや大皿料理を小皿に移す場合は、そのミニチュアを作るイメージで盛り付けることが大切。
最初に大皿の段階でまんべんなく混ぜてから取り分けると、素材のかたよりがなくサーブできます。

コツ3)立体感を演出

均等な配膳だけを考えると、料理を小皿に「置く」だけの平面的な盛り付けになりがち。
特にパスタなどは立体感に気を付けて、高めに盛り付けると「ごちそう感」がUPします。

コツ4)パスタは巻きで計量

大皿料理のパスタは、フォークで巻いた回転数で、1巻き、2巻き・・・と計量すると、均等に取り分けられます。

コツ5)トッピングは最後に盛り付け

クルトンや香草などの具材は、サラダやパスタを盛り付けた後、最後にトッピングすることで豪華なひと皿を演出できます。