明治維新150周年記念「ふぐ」景品<高杉晋作も食したであろう「ふぐ」>

明治維新150周年記念「ふぐ」景品

高杉晋作も食したであろう「ふぐ」

本州の西端、現在の山口県。明治維新以前の150年以上前は「長州藩」です。長州藩といえばまさに薩長同盟、江戸幕府の倒幕運動の中心と言えます。そんな土地柄もあり、幕末の下関は当時、血気盛んな志士たちで満ちあふれていました。

そんな下関で廻船問屋の豪商でもあり志士でもあった白石正一郎が記した「白石家文書」のなかには、たびたび「ふぐ料理」という言葉が出てきます。

吉田松陰や奇兵隊を立ち上げた高杉晋作とも親交が深かったことから、白熱する日々の倒幕談義の席で「ふぐ料理」が振る舞われたことも想像できますね。

その毒性から江戸時代はずっと禁止されていた「ふぐ」の食用を解禁したのも、実は同じ山口県出身の初代総理大臣、伊藤博文。

今でも「ふぐの本場」と言われる下関にしかない特別な歴史の足跡を感じますね。