ゴルフコンペで自然と人脈が広がる理由とは?

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幹事さんの秘密兵器?アレンジ・ビンゴ!

紳士淑女の社交の場であるゴルフコンペ。ところでゴルフコースは、実は誰もが利用できる「パブリック制」と、会員にならないとプレーできない「メンバー制」の2通りに分けられることをご存知ですか?ゴルフコンペ幹事さんの知っておきたいマメ知識です。

公共の安価なゴルフ場は1/10

現在の日本国全国のゴルフ場の数は2,000ほどで、そのうち誰もが利用できるパブリック制のコースはほんの200前後。つまり、ほとんどのコースが会員制ということになります。パブリックコースは予約もプレーも誰でも自由にできるゴルフ場。東京都をはじめ、群馬県、青森県、埼玉県などの地方自治体もゴルフ場を運営していて、実は誰でも格安でプレーを楽しめます。また、最近では外資系を中心に私営のパブリック制も増えてきたようです。公的なパブリック制に対して、企業がビジネスとしてゴルフ場の開設・運営しているのが一般的なメンバーコース。ゴルフ場を開業するにあたって各地方自治体から認可を受け、資金集めのために会員権を発行するため、メンバーはプレーヤーでいながら株主に近い存在になります。安価なパブリックコースが普及せず、民間の会員制コースが主流になっている理由は、ゴルフ会員権ならではのステイタスにあるようです。

ゴルフコースには実は2種類ある

  • パブリックコース…地方自治体が中心となって運営する安価の公的コース。
  • メンバーコース…企業運営による会員制コース(全体の9割)。
ポイント

紹介や同伴で人脈が広がる会員制

ゴルフコンペの会場の中心となるのは当然ですがメンバーコース。影響力のある会員中心の運営なので予約も当然、メンバー優先になります。メンバーではないプレーヤーは「ビジター」と呼ばれ、メンバーのゲストとしてプレーすることになります。メンバーに同伴してもらってプレーするのが原則なので、ビジターだけのプレーについては認めていないコース、もしくは平日のみOKといったコースがあります。いずれにしてもメンバーコースでプレーするためには、そのコースの会員の紹介や同伴が必要になります。そうした紹介や同伴によるビジターの割引を設けているゴルフ場も珍しくはありません。「あの大会が開催された○○コースは、■■課長が会員だから紹介してもらえるよ」といったゴルフ仲間ならではの情報は、幹事さんならぜひ蓄積しておきたいところ。「ゴルフ好き」という同じ価値観があれば、紹介する側、される側も嬉しいもので、自然とヨコのつながりが増えるようです。実際にゴルフコンペの幹事さんを担当してみると「自然と人脈が広がった」と感じる方がほとんどです。

最近では会員制といっても入場者数UPのためにメンバーの同伴や紹介無しでもプレーできるコースも増えてきているようです。プロゴルフツアーなどを開催しているコースの中には紹介や同伴も受け付けていない「完全会員制」の名門もあります。幹事さんはそうしたゴルフ場のステイタスもしっかり踏まえた上で、みんなが心地よくプレーできるゴルフコンペを演出しましょう!