社員のモチベーションアップに、「インセンティブ制度」を導入している企業も多いと思います。インセンティブと聞くと、金銭＝お金での報酬をイメージする方もいるかもしれませんね。しかし、実際にはお金以外のインセンティブもたくさんあり、近年では贈りやすいサービスも整ってきています。そこで本記事では、お金以外のインセンティブの具体的なアイデアを6つご紹介します。他社にはないインセンティブ制度で、従業員のモチベーションアップにつなげましょう！

目次

ビジネスにおける『インセンティブ』とは？

そもそも「インセンティブ（Incentive）」は、目標達成や意欲向上を目指すための行動を促す「刺激」を外部から与える意味の言葉です。ビジネスではこの意味が転じて、企業側が自社で働く「従業員のモチベーションを高めるための評価」として使われるのが一般的。金銭的や物質的な報酬を渡すケースもあれば、環境づくりとして無形のものをインセンティブとすることもあります。

お金以外のインセンティブアイデア6選！

「お金以外のインセンティブが思い浮かばない」という方もいるかもしれませんが、安心してください！ここからは、お金以外のインセンティブアイデアを6つ紹介します。予算や職場環境など、さまざまな角度からみて実現できそうなアイデアがあれば、ぜひ導入を検討してみましょう！

①サンクスカードを贈る

1つ目のインセンティブアイデアは、「サンクスカード」を贈る方法です。サンクスカードは、一緒に働く従業員同士がお互いに感謝をカードに書いて贈る制度で、社内コミュニケーション活性化にも有効です。直接紙に書く方法からアプリを使う方法まで、自社に合ったやり方が導入できるのもメリット。もらった感謝をポイントにしてプレゼントと交換したり、四半期分のサンクスカードを集めて冊子にしたりと、さまざまな取り組み方ができます。

②景品ギフトを贈る

2つ目のインセンティブアイデアは、景品ギフトを贈ることです。どんな従業員でも、「贈り物」をもらうのは嬉しいはず！景品ギフトの良いところは、選べる商品の幅が広く、なおかつ予算に合わせやすいところ。自分では購入しないような高級グルメやご当地グルメ、あると便利な家電製品など、従業員が喜ぶ景品ギフトを用意しておきましょう！「頑張れば景品ギフトがもらえる」という気持ちから、従業員のモチベーションアップにつながること間違いなしです◎

③特別休暇を付与する

3つ目のインセンティブアイデアは、特別休暇の付与です。従業員のプライベートを充実させることはリフレッシュにつながるので、仕事に対する気持ちの切り替えにも有効な方法といえるでしょう。特別休暇の範囲は1日丸々の休みでも良いですし、半休でも良いでしょう。仕事を頑張れば気楽に休みが取れるというイメージを持つことで、業務の効率化を考える従業員も出てくるかもしれませんね！

④出張マッサージを提供する

4つ目のインセンティブアイデアは、出張マッサージの提供です。少し変わったインセンティブですが、日々の疲れを癒すのにマッサージは最適！出張マッサージをしてくれるセラピストにオフィスまで来てもらって施術してもらいましょう。とくに難しい仕事や大きなプロジェクトが終わったあとであれば、疲れた従業員を癒して至福のひとときを提供できます。

⑤全体の前で表彰する

5つ目のインセンティブアイデアは、表彰制度を設けることです。従業員の努力や成果を正当に評価し、全体の前で表彰することによって、従業員は「会社や上司から認めてもらえた」と感じやすくなります。「さらに頑張ろう！」という気持ちが芽生えることでやる気が向上したり、他の従業員への刺激になったりして、社内全体の士気を高める効果にも期待できます。

⑥旅行をプレゼントする

6つ目のインセンティブアイデアは、旅行のプレゼントです。別名「インセンティブトリップ」とも呼ばれる制度で、基本的にはチームは部門に対して贈られます。インセンティブトリップをどのように設定するかは企業の自由ですが、従業員が行きたい場所に旅行できたり、プランが立てられたりと、ある程度は従業員に任せるのも良いですね！

お金以外のインセンティブを贈るメリットは？

ここまでお金以外のインセンティブアイデアを紹介してきましたが、そもそも「お金以外のインセンティブを贈るメリットがわからない」という方もいるかもしれませんね。そんな方に向けて、お金以外のインセンティブを贈るメリットを3つ紹介します。

気軽に贈れる

お金以外のインセンティブは金銭のやりとりよりも気軽なため、従業員のモチベーションを高めやすいというメリットがあります。気軽にインセンティブを贈れるようになれば従業員エンゲージメントの向上にも期待できて、さらに離職率の低下につながるなど、良いことが連鎖的に起こる可能性も！また、従業員が選べる内容にすると「自分で選ぶ楽しみ」との相乗効果で、さらに前向きな気持ちが生まれやすくなります。

風通しのよい職場を作れる

お金以外のインセンティブを活用することで、従業員同士のコミュニケーションが活発になり、風通しのよい職場作りにつながります。より良い職場作りには、円滑なコミュニケーションが欠かせません。しかし、コミュニケーション不足で悩む企業も珍しくなく、企業全体の課題になることもしばしば・・そんな課題を抱える企業こそ、お金以外の面白いインセンティブ制度を導入して、従業員同士のコミュニケーションを促進しましょう！

企業らしさを作れる

他社にはないインセンティブを用意することで、従業員の離職率低下、人材確保につながりやすくなります。そのためには、従業員に満足してもらえるインセンティブであることが最重要ですが、同時に「企業の独自性」を作るきっかけにもなるはずです。長く勤めてくれる従業員は企業の宝でもあるので、積極的に導入したいところ。いくつかのインセンティブアイデアから、自社でできそうなものをいくつかピックアップしたら、従業員にアンケートを取ってみるのもよいですね！

お金以外のインセンティブを用意して従業員のやる気を高めよう！

インセンティブ制度には従業員のモチベーションを高めたり、コミュニケーションを促進したりと、メリットがたくさんあります。また、今回紹介したように、お金以外のインセンティブは意外とたくさんあり、さまざまな角度から従業員への評価制度にアプローチすることが可能です。

お金以外のインセンティブを導入する際は、仕組みの構築や管理、予算などをしっかり検討しておくことも大切です。長く続くインセンティブにするためにも、企業側にも負担の少ない方法を選び、従業員と企業の双方が満足する環境を整えましょう！

景品パークがオススメする『福利厚生・インセンティブ』

「優秀な人材の流出を防ぎたい」「何らかの形で従業員を評価したい」という企業におすすめなのが、インセンティブの充実です。景品パークでは、従業員が喜ぶインセンティブにぴったりな景品ギフトを多数揃えております！高級グルメや体験チケット、温泉旅行、家電製品などなど。予算や内容からお選びいただけるので、ぜひチェックしてみてくださいね！

景品パークがおススメする『福利厚生幹事さん虎の巻』

福利厚生についてなんとなくはわかるけど、具体的なことはわからないという方も多いはず！そんな方に向けて、景品パークでは福利厚生に関するお役立ち情報を発信しています。「なぜ福利厚生を充実させるとよいのか？」などの基本から、福利厚生を充実させる具体的な方法まで詳しく解説。福利厚生への理解を深めたい担当者さんは、要チェックです！