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社内表彰制度とは?種類やメリット・デメリットを紹介!

社内表彰制度とは?種類やメリット・デメリットを紹介!

多くの企業で取り入れられている「社内表彰制度」。日頃のおこないを会社が評価してくれることは、どんな社員にとっても嬉しいものです。企業によって表彰する内容はさまざまですが、従業員が「もっと会社のために頑張ろう!」と思える制度にしたいですよね!本記事では社内表彰制度の基礎知識として、導入のメリット・デメリットや注意点をご紹介します。表彰の種類も紹介しているので、導入もしくは制度の改善を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

社内表彰制度とは?

社内表彰制度とは?

社内表彰制度は、会社の売上や業績に貢献した従業員を表彰する取り組みのことです。表彰対象は勤続年数や売上、ビジョン実現にもっとも貢献した従業員などさまざま!評価の内容やルールに法的な決まりはなく、各企業が自由に賞を設定します。なかには、従業員を評価するという意味合いから、「人事評価制度」に似ていると感じる人もいるかもしれません。しかし人事評価制度は従業員の担当業務に対して評価するのが一般的で、給与の見直しや人材配置を目的に実施されます。

一方で、社内表彰制度は担当業務かどうかに関わらず、功績を残した従業員を表彰する制度で、より幅広い視点で評価します。また、人事評価制度は社内に公表しませんが、社内評価制度は表彰式やパーティをおこない、全社員で共有するという違いもあります。

社内表彰制度をおこなうメリット

社内表彰制度をおこなうメリット

社内表彰制度を取り入れている企業は多いですが、「どのようなメリットがあるのだろう?」と疑問に思っている方も多いと思います。ここでは、社内表彰制度をおこなうことのメリットを4つご紹介します。

①従業員のモチベーションアップにつながる

どんな人でも、他人から褒められたり良い評価を受けたりするのは嬉しいもの!日頃から頑張っている従業員を表彰することで、「会社が正当に評価してくれる」ということが伝わり、モチベーションアップが期待できます。また、社内表彰制度では景品や記念品などを贈呈することも多く、該当者に豪華な景品を用意しておくとさらに良いでしょう。景品の内容は、従業員の声を反映するのもアリですね!

②営業以外の人にもスポットが当たる

営業やサービス業などは成果が数値でわかりやすいため、どうしても注目されがちです。しかし、社内表彰制度には業務や部署などの縛りがなく、すべての従業員に受賞のチャンスがあります。たとえば、「縁の下の力持ち」のような存在の従業員を表彰する制度を設ければ、みんなの目につかないような裏方業務を頑張っている従業員にもスポットが当たります。誰でも頑張れば評価されるという制度は、従業員育成にも良い影響を与えるはずです。

③離職率低下につながる

社内表彰制度は、従業員エンゲージメント向上と離職率低下にも期待できます。従業員エンゲージメントとは「従業員が会社に対して抱く信頼の度合い」のことで、エンゲージメントが高いほど自発的に貢献する意欲が湧きます。一説には、従業員エンゲージメントの高さに比例して業績が良くなると言われるほど!会社への愛着が強まれば退職者が減り、優秀な人材の流出が防げます。さらに、長く勤めている従業員が多い企業は求職者からの印象も良く、良い人材が集まりやすくなります。

④目指す目標像が明確になる

社内全体に「どのような人が表彰されるのか」を周知することで、目指すべき目標像を指し示すことができます。新人社員はもちろんのこと、長く勤めている従業員への刺激にもなるでしょう。ただ表彰するだけでなく、表彰式やパーティを栄誉感のある演出にするのもおすすめ!従業員が羨むような表彰式にすると、「自分も表彰されたい!」と目標を掲げる従業員が増えるはずです。

社内表彰制度をおこなうデメリットと注意点

社内表彰制度をおこなうデメリットと注意点

従業員にとっても会社にとってもメリットの多い社内表彰制度ですが、やり方によっては裏目にでてしまうこともあるので注意しなければなりません。ここでは、社内表彰制度をおこなうデメリットとして、以下の2つをご紹介します。

①ルールを定めないと逆効果になることも

社内表彰制度は、従業員の心境に大きな影響を及ぼします。上記で紹介したメリットは、すべて公平かつ透明性のあるルールが作られたことで得られるものです。表彰される従業員が偏ったり不公平なルールを設けてしまったりすると、逆効果になりかねません。制度の導入時は「どの従業員から見ても納得できる」ものになっているかを必ず確認し、運用にも細心の注意を払いましょう!

②社員同士の関係が悪化することも

表彰されたい気持ちを従業員が抱くのは良いことですが、過剰な競争心をもつ人がでてしまうと、社内の雰囲気が悪化する可能性も…。会社の業績を伸ばすには、社員同士のコミュニケーションや助け合いが欠かせません。個人表彰だけでなく部署表彰を設けるなど、従業員同士が協力したくなる制度を考えましょう。

社内表彰制度の種類や内容を紹介!

社内表彰制度の種類や内容を紹介!

ここからは、社内表彰制度の種類と内容を紹介します。一般的なものからユーモアのあるものまでピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

永年勤続表彰

永年勤続表彰は、勤続年数の長い従業員を讃える表彰制度です。一般的には10年単位で表彰されることが多く、もっとも長くて40年まで設定されるようです。景品には労いと感謝、そして「これからも頑張ってください」という気持ちを込めてリフレッシュできる体験ギフトなどがおすすめです!

年間MVP賞

1年間でもっとも会社に貢献、もしくは活躍した従業員を表彰するのが年間MVP賞です。評価対象は営業成績や会社への価値提供などが多く、成果を数値化できる営業やサービス系の業種で導入されています。個人だけでなく部署単位で表彰している企業や、他の従業員からの投票制を採用している企業もあるので工夫してみると良いですね!

新人賞

新人賞は、1年間でもっとも活躍が目立った新人に対して贈られます。同期の従業員と比べて表彰されるため、仕事への考え方やモチベーションにも大きな影響を与えられるでしょう。受賞者には、他の従業員の手本となるような人を選ぶのがポイント!スポーツ界や文学界、美術界などで取り入れられることが多い賞でもあります。

大失敗賞

大阪のとある企業が取り入れた「大失敗賞」は、失敗した社員を表彰するユニークな賞。ある年、自社ブランドから販売した商品が売れず、年間の利益がなくなるほどの損失を出したそうです。ボーナスはカットされ職場の空気も悪い中、そのアイデアを出した社員をあえて表彰したとで、「もう1回リベンジしよう!」という明るいムードを取り戻したとのこと。失敗したことに対して怒るのではなく、あえて表彰することで次へのチャレンジ精神を育むことができますね!

参考:東洋経済『大失敗をした社員には「大失敗賞」を与えよう』

努力賞

努力賞は自由度の高い賞で、会社が定める「頑張り」に対して表彰します。たとえば、日頃の業務態度や周囲への気配りなど、人間的な魅力に対して贈られることも多いです。年間MVP賞と少し似ていますが、MVP賞は数値で評価が左右されることが多く、努力賞は数値では測れない要素に対して評価するのが一般的です。

社内表彰制度には社員が喜ぶ景品を用意してモチベアップにつなげよう

社内表彰制度には社員が喜ぶ景品を用意してモチベアップにつなげよう

以前は受賞者にトロフィーや盾を贈呈するのが一般的でしたが、近年では実用的なアイテムを景品にする企業が増えています。仕事で使えるものや日常生活で使えるものなど、従業員がもらって嬉しいと感じるものを選んでみましょう!また、仕事の疲れを癒すアイテムやリフレッシュできる体験ギフトなど、「自分では買わないけどもらったら嬉しい」という景品を用意しておくと、仕事へのモチベーションアップにつながるはずです!


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