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従業員エンゲージメントとは?高い企業の事例やチェックポイントを紹介!

従業員エンゲージメントとは?高い企業の事例やチェックポイントを紹介!

社員が自社に対してどれだけ信頼しているか・貢献したいかを表す指標『従業員エンゲージメント』。
近年、多くの企業で従業員エンゲージメントを高めるための取り組みが進んでいます。

従業員エンゲージメントは企業と従業員がともに成長していくために重要な考え方ですが、高めるためには具体的にどのようなことを意識すれば良いのでしょうか?

この記事では、従業員エンゲージメントの効果や高めるためのポイントをご紹介!
あわせて、従業員エンゲージメントが高い企業事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

従業員エンゲージメントとは?

従業員エンゲージメントとは?

冒頭にもお伝えしたように、従業員エンゲージメントとは「従業員が働いている会社に対して、どれだけ信頼していて、どれだけ貢献したいと考えているかという指標」のこと。

似たような言葉として『従業員満足度』がありますが、従業員満足度はあくまで「満足度」を指すものであり、「自発的に自社に貢献したい姿勢」とは異なります。

▼従業員満足度については、『従業員満足度(ES)とは?向上させるメリットやポイントも紹介!』の記事をご覧ください。
https://www.keihin-park.com/hpgen/HPB/entries/6393.html

これまでの日本は終身雇用という仕組みが掲げられていたため、働いていく中で自然に従業員エンゲージメントが高まっていくことが期待されていました。

しかし、終身雇用が維持できず労働人口が減少した現在は、転職することが一般的になり、優秀な社員はより待遇の良い企業を求めて転職することも当たり前になっています。

企業が従業員を選ぶ時代から選ばれる時代になった今、金銭面以外の「企業と従業員の良い信頼関係」=従業員エンゲージメントの向上が重要になってきているのです。

従業員エンゲージメントを高めるメリットや効果

従業員エンゲージメントを高めるメリットや効果

現在、日本の就業環境において、従業員エンゲージメントを高めることは重要なことと言えます。
従業員エンゲージメントを高めるメリットや効果は以下の3つです。

従業員のモチベーションが上がる

従業員エンゲージメントが高まるということは=自社に対する愛情や信頼が高まるということ!
従業員は自ら企業に貢献したいと思うようになるため、自分自身の仕事に誇りややりがいを感じられるようになります。

自分の仕事にやりがいや価値を感じられると、仕事へのモチベーションは自然と高くなっていくでしょう。
その結果、与えられた業務をこなすのではなく、自ら自社のためにどうするべきかを考え、積極的に仕事に取り組む効果が期待できます。


離職率が下がる

組織全体の従業員エンゲージメントが高まることは、「今の会社に貢献したい」と思える社員が増えることでもあるため、離職率低下にもつながります。
給料やボーナスといった金銭面の価値はどの企業にも与えられますが、仕事へのやりがい・働きやすさ・会社への愛着といった心理面の価値は、その企業ならではの魅力です。

心理的な面で自社に価値を感じられれば、「自社で長く働き続けたい」という気持ちがより一層高まるでしょう。

また、離職率が下がると人材採用のコストも同時に減らせるというメリットもあります。


会社の業績が上がる

従業員はモチベーションが高まることで、自社のために課題の発見・改善など、自発的に行動できるようになります。
その結果、生産性が上がり、業績アップが期待できるでしょう。

また、従業員エンゲージメントが向上すると企業と従業員の信頼関係が深まるため、コミュニケーションは活発になり、業務連携がスムーズになります。
そのため、何かしらの問題が発生した場合にも臨機応変に対応ができ、早期解決はもちろん、顧客満足度向上にもつながるでしょう!



従業員エンゲージメントを高めるためにチェックしたい6つのポイント

従業員エンゲージメントを高めるためにチェックしたい6つのポイント

ここまで従業員エンゲージメントを高めることが、会社にも従業員にもメリットがあることを紹介しました。 では実際、従業員エンゲージメントを高めるためには何をすれば良いのか、ここからはチェックしたい6つのポイントをご紹介します。

①現在の従業員エンゲージメントレベルを把握する

従業員エンゲージメントを高めるには、まず自社のエンゲージメントレベルがどれくらいなのか現状を把握する必要があります。

エンゲージメントレベルを調査する方法は以下のとおりです。
・紙やWebツールを使って自社で定期的にアンケートを実施する
・専門会社に依頼して調査から分析まですべてお願いする

自社で行う場合は、アンケートの設問内容などを自社に合わせて自由に設定できて、コストも抑えられるのがメリットです。

専門会社に依頼する場合は、専門性の高い調査ができるのはもちろん、準備の手間などが削減できるのがメリットですが、自社で行うよりもコストがかかってしまいます。
調査規模や自社の状況に適した方法で、「従業員が自社に対してどのくらい愛着があるのか」を調査・分析してみましょう!


②組織の理念やビジョンが従業員に浸透しているか

あなたの会社の従業員は、組織の理念やビジョンを理解・意識できているでしょうか?

自社の理念やビジョンを従業員が理解できずに仕事を進めてしまうと、方向性がバラバラになり、チームワークは乱れ、目的達成は難しくなるでしょう。
また、従業員自身は「何のために仕事をしているのか」が分からなくなり、やりがいやモチベーションも下がってしまいます。

そのため以下のような方法で、社長から従業員へ考え方や理念を共有していきましょう。

・朝礼や研修などで社長から話をする
・社内SNSや社内報を活用し、社長の考え方を定期的に発信する
・社内で勉強会を開催して自社のビジョンやミッションを共有する


③積極的にコミュニケーションをとれる環境であるか

あなたの会社は、従業員が積極的にコミュニケーションをとれる環境になっていますか?
上司と部下はお互いに信頼し、すぐに情報を共有できているでしょうか?

従業員が積極的に発言できる環境は、従業員エンゲージメントを高める上で重要なことです。

社内でオープンなコミュニケーションがとれるように、以下のような方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?

・運動会や社員旅行など社内イベントを開催し、社員同士が気軽に交流できる機会を作る
・メール以外の情報共有ツールを導入して、気軽にコミュニケーションをとれるようにする
・1対1の面談などを実施する機会を設けて、コミュニケーションをとるきっかけを作る


④昔から続いている悪い社風はないか

あなたの会社には、長年続く間違った社風はありませんか?
たとえば、
「上司よりも早く帰るべきではない」
「朝早く出社して、残業している人が頑張っている社員である」
など具体的なルールはなくても、そうあるべきという雰囲気は流れていませんか?

生産性を無視した偏った考え方や社風が続くと、従業員は疲弊しエンゲージメントは低下していくでしょう。

従業員エンゲージメントを高めるためにも、組織として成長していくためにも、長年続く社風は定期的に見直し・改善をおこない、社内に新しい風を入れるのが大切です。


⑤従業員が成長できる環境が整っているか

あなたの会社は従業員が成長できる環境は整っていますか?
人は成長することで充実感ややりがいを感じられます。

従業員エンゲージメントを高めるためには、従業員が成長できる機会を定期的に与えることが重要です。

従業員の成長はモチベーションを高めることはもちろん、企業の成長や業績アップにもつながるため、以下のような方法を導入してみましょう。

・従業員が理解・納得しやすい人事評価制度を導入する
・従業員が自ら手を上げて人事異動を希望できる『社内公募制度』などで、幅広い仕事にチャレンジできる機会を与える
・資格取得の補助費用を会社が負担するなど、スキルアップをサポートする


⑥ワークライフバランスはどうか

心身ともに健康な社員は、意欲的に仕事に取り組み、生産性もアップしやすい傾向があります。

ワークライフバランスの捉え方は人によってさまざまですが、仕事とプライベートとのバランスが上手くとれているかで、充実度が変わってくるといえるでしょう。

従業員エンゲージメントを高めるためにも、福利厚生の充実やストレスケアをするなどして、従業員が仕事とプライベートのメリハリをつけられるように環境を整えることが重要です。



従業員エンゲージメントが高い企業を紹介!

従業員エンゲージメントが高い企業を紹介!

ここからは、従業員エンゲージメントが高い企業事例を紹介します。

株式会社オリエンタルランド

http://www.olc.co.jp/ja/sustainability/social/relation/recognition.html

人気テーマパークを運営する『株式会社オリエンタルランド』では、以下のような働きやすさを一番に考えた施策を導入し、従業員エンゲージメントを高めています。

・従業員の評価指標を絞り込み「何のために頑張るか」など目標を分かりやすくしている
・育児・介護と仕事を両立しながら活躍できる環境を作っている
・従業員自ら、伸ばしたい能力や実現したいことを上司に申告できる『自己申告制度』を導入
・従業員のキャリア支援のために移動するチャンスを作る『仕事チャレンジ制度』を導入
・従業員同士が積極的に交流できるイベントの開催
・商品やサービスのアイデアをすべての従業員が提案できる『I have アイデア』を導入
・スキル・技能向上を目的としたコンテストの開催
・従業員同士で素晴らしい行動を称え合うメッセージカードの交換

株式会社オリエンタルランドでは、従業員が活き活きと働けるようにと、常識にとらわれない施策を考え、積極的に導入しています。


Amazon

https://www.amazoncareerchoice.com/home

ショッピングサイトのAmazonでは、『Amazon career choice(アマゾンキャリアチョイス)』と呼ばれる従業員が成長できる環境を設けて、エンゲージを高めています。

具体的には、従業員が需要の高い分野の職種に就けるように、ITサポートやソフトウェア開発など、従業員が希望する研修を受けることが可能です。



従業員エンゲージメントを高めるために景品ギフトなどのインセンティブを用意しよう!

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日頃の頑張りや成長を認めてもらえることは、誰でも嬉しいものです。
毎日頑張る従業員へ景品ギフトを用意して、感謝の気持ちとともに贈ってみませんか?

弊社『景品パーク』では、社内表彰の景品に力を入れています。
新人賞・チーム賞・MVP賞・社長賞など、それぞれの賞にピッタリのご褒美景品をご用意!

従業員の満足度やエンゲージメントを高めることは、業績アップにも効果的です。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!

▼景品パークがおススメする『社内表彰の景品特集』

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従業員エンゲージメントを高めて風通しの良い会社を作ろう!

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従業員が会社に対して信頼や愛着を表す指標『従業員エンゲージメント』は、企業と従業員がつながりを深め、ともに成長していける関係性も意味しています。

エンゲージメントが高まれば、社員の定着率が高まり、生産性や業績アップが期待できるでしょう。

労働人口が減少する中で企業が生き残るためには、従業員エンゲージメントを高めることがますます重要になってきます。

今回ご紹介したポイントを参考に、自社の従業員エンゲージメントを高めて、企業も従業員も成長していける風通しの良い会社を作っていきましょう!


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