「ゴルフコンペ」に参加したことがあっても、細かいルールや知識については自信がない人もいるでしょう。初めて幹事を任された人は「しっかりできるかな…」と不安を感じますよね。幹事さんは当日の進行をするために、ゴルフコンペの基本的な知識や一日の流れを知っておくことがおすすめです。 この記事では、初めてゴルフコンペの幹事を任された人に向けて、ゴルフコンペの種類や流れ、ルールなどを詳しく解説します。ゴルフコンペを成功させたい幹事さんや、ゴルフコンペに興味がある人はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

そもそもゴルフコンペとは？一日の流れは？

ゴルフコンペとは「ゴルフの競技会」のことで、ゴルフコンペティションを略したものです。ゴルフコンペはプロの試合として競い合うよりも、ゴルフを楽しみながら親睦を深めるイメージが合うでしょう。ゴルフコンペには、社内で行うアットホームなものから、自由に参加できるような大規模なコンペまでさまざまあります。

ゴルフコンペの一日の流れは、下記のとおりです。

・朝の集合・受付
・開会式（開会挨拶・注意事項の説明・ローカルルール説明・写真撮影・始球式など）
・午前中のラウンド
・お昼休憩
・午後のラウンド
・スコアを集計
・閉会式（主催者挨拶・成績発表・表彰式・締めの挨拶）
・解散

ゴルフコンペは大きく3種類に分かれる！

ゴルフコンペは、「オープンコンペ」「プライベートコンペ」「競技コンペ」の3種類に分かれます。ここでは、3つのゴルフコンペについてご紹介します。

①オープンコンペ

オープンコンペとは、ゴルフ場が主催で行うゴルフコンペのこと。参加費を払うことで、誰でも気軽に参加することが可能で、中には、1人で参加できるものもあります。多くのオープンコンペには、地域の企業やゴルフメーカーが協賛しているため、地域の農産物・協賛メーカーの商品など、コンペ景品が充実しているのが特徴です。一般的に、オープンコンペのスコア算出方法は「ダブルぺリア方式」で行われます。初心者から上級者まで公平にスコアで競えるため、楽しんで参加できるでしょう！

②プライベートコンペ

プライベートコンペとは、社内や友人、お店などが主催するゴルフコンペ。親睦を深めながらゴルフをすることが目的で、参加できるのは招待された人のみです。一般的なゴルフコンペのイメージに一番近いものが、プライベートコンペといえるでしょう！単純にスコアを競うものだけでなく、親睦を深められるような「ビンゴゴルフ」や「スクランブルゴルフ」などユニークなルールを取り入れることもあります。

③競技コンペ

競技コンペとは、ゴルフの腕前を競うことを目的としたゴルフコンペ。ハンディキャップなしの「スクラッチ」で、純粋なスコアを競う試合のような形式です。ゴルフ上級者やゴルフに自信がある人が参加するとより楽しめるでしょう！ゴルフ場会員を対象に行われることもあります。

ゴルフコンペではどんな競技形式が採用される？

競技ゴルフでは、ホールの総打数で競う「ストロークプレイ（別名：メダルプレー）」が代表的です。ストロークプレイは最も打数の少ない人が優勝するルールで、勝敗が分かりやすいところがメリットです。一方で、ハンディキャップをつけなければ実力差が出てしまいやすいという特徴も。そのため、多くのゴルフコンペではハンディキャップをつけて、初心者から上級者まで楽しめるような競技形式が採用されています。ここでは、ゴルフコンペでよく使われる競技形式をご紹介します。

ぺリア方式

ぺリア方式では、18ホールの中でゴルフ場が決めた6つの隠しホールのスコアからハンディキャップを決めて集計します。18ホールの内、6つのホールがスコアに影響するぺリア方式は、運要素が強い競技形式です。仮に全体のスコアがよくても、ミスが続いたホールが隠しホールだった場合は、ハンディキャップが大きくなってしまいます。運要素が強い分、表彰式まで誰が優勝か分からないというドキドキ感を楽しめる点はメリットといえるでしょう！

ダブルぺリア（新ぺリア）

ダブルぺリアは、ゴルフコンペで定番のハンディキャップ算出方式の一つです。ゴルフ場が決めた12ホールの合計打数から、ハンディキャップを決めて集計します。ぺリア方式に比べて隠しホールの数が倍あるため、運だけではなく実力も関わるバランスのよい集計方法といえるでしょう！

アンダーハンディ

アンダーハンディの正式名称は「アンダーハンディキャップ」「アンダーハンディ競技」です。アンダーハンディは、個々のレベルに合わせてハンディキャップを設定することができます。そのため、初心者や上級者が公平に競い合うことができるのがメリットです。

スクラッチ

スクラッチとは、ハンデなしで行う競技形式です。グロススコアのみで勝負するため、上級者が集まるコンペに向いています。初心者や上級者が集まるコンペで使用すると、差がつきすぎてしまうためおすすめできません。

ゴルフコンペのローカルルールに注意しよう！

ゴルフコンペは、普段のラウンドとは異なる「ローカルルール」が存在します。プレー進行をスムーズに行う上で欠かせない、大事なルールですのでぜひ覚えておきましょう。参加するゴルフコンペによってローカルルールは異なりますので、プレー前に確認しておくことが大切です。

『ワングリップOK』とは？

ワングリップOKとは、グリーン上でカップまでの距離が「クラブグリップの長さ程度」だった場合、最後の一打を省略できるルールです。次のパターショットでボールが入るとみなすことで、プレー時間を短縮ですることができます。カップまでの距離の判断は、同伴者が行い、スコアには省略した1打分を足します。

『ダブルパーカット』とは？

ダブルパーカットは、スコアの上限を規定打数の2倍までと決めるルールです。たとえば、Par5で12打叩いても「10」として計算されます。ちなみに、スコアの上限を規定打数の3倍までと定めたルールを『トリプルパーカット』といいます。

『6インチプレース』とは？

6インチプレースは、打つことが難しい場所へボールが落ちた場合に、ボールを6インチ（約15cm）以内ならば動かしてもよいというルールです。「6インチプレースOK」「6インチOK」とも呼ばれています。たとえば、木の根元やディポット跡にはまったりした時に適応される救済ルールです。

『プレーイング4』とは？

プレーイング4は、第1打がOBになった時に打ち直しを省くことができるルールです。プレーに時間がかかりすぎるスロープレーを防ぐために設けられました。もしも、第1打がOBになった時は、第2打地点の決められた場所から、第4打のショットを打ちます。

ゴルフコンペで守りたいマナーとは？

周りの人と気持ちよくゴルフを楽しめるために、ゴルフコンペではマナーを守ることがとても重要です。以下では、ゴルフコンペで守りたいマナーをご紹介します。参加者の中にゴルフコンペ初心者がいた場合は、事前に最低限のマナーを伝えておきましょう。

プレー進行を円滑にする

ゴルフは、時間厳守が求められるスポーツです。打順が来たらすぐ打てるように、クラブを持って準備しておくことをおすすめします。さらに、コース上の移動もテキパキ動き、同じ組のプレイヤーや後続の組に迷惑がかからないようにしましょう。

プレー中は静かにプレイヤーに注目する

他のプレイヤーがプレーをしている時は、音を立てないことがマナーです。また、視界に入る場所では、自分の動きも止めて集中を妨げないようにしましょう。プレイヤーがよいショットを打った時は、「ナイスショット」と声をかけます。万が一、違うコースにボールが飛びそうな時は、「ファーッ！」と叫び、他のプレイヤーにボールが当たらないように伝えることも大切です。

素振りは1~2回まで

つい素振りをしたくなる人もいますが、プレーファーストを心がけて1~2回にとどめることがマナーです。また、素振りをする時は周りに当たらないか配慮してから行いましょう。素振りをして肩を慣らしておきたい人は、ラウンド前に済ませておくとよいですね。

ゴルフコンペの幹事さんは景品選びにも力を入れよう！

ゴルフコンペの基本的な知識や一日の流れなどを紹介しました。ゴルフには細かいルールやマナーがあり、難しく感じることがあるかもしれません。しかし、あらかじめ知っておくことで、より自信をもって幹事を務められるでしょう！ゴルフコンペを盛り上げるためには、表彰式で渡す景品の準備も欠かせません。景品選びに力を入れることで、参加者のモチベーションもますます上がることでしょう。景品選びに迷った時は、ゴルフ景品が充実している『景品パーク』がおすすめです。
豪華なブランド和牛や快適家電、ご当地グルメなど、予算に合わせた景品選びができます。ゴルフコンペにちなんだ景品や、会場に笑いが起こるユニークな景品もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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