結婚式二次会の幹事は、友人や参加者の誰かにお願いするのが一般的ですよね。しかし仕事や子育てが忙しくて、幹事を断られることも多いのがつらいところ…。また、友人に負担をかけたくないと思い、「自分たちでなんとかしよう！」と思う新郎新婦もいるかもしれません。そこで今回は、結婚式二次会を幹事なしで開催するメリット・デメリットや、失敗しにくい方法をご紹介します。幹事なしで二次会を開催したいと考えている新郎新婦は、ぜひ参考にしてくださいね！

目次

ズバリ！結婚式二次会は幹事なしでもできる？！

結婚式二次会は挙式や披露宴とは異なり、親しい友人などを呼んでゲームやイベントを催して楽しむことがメインとなります。会場担当者との打ち合わせやゲームの企画、景品の用意、当日のタイムスケジュール作成など、やることはたくさん！
幹事なしで二次会をおこなうことも可能ですが、当日の受付や司会進行、ゲストのお見送りや会場への精算など、裏方の仕事もすべて2人でこなさなければなりません。挙式や披露宴の準備だけでも大変なうえに二次会の幹事もおこなうとなれば、想像よりも大きな負担となるでしょう。

結婚式二次会｜幹事なしで開催するメリット・デメリット

ここでは、結婚式二次会を幹事なしで開催するメリットとデメリットを紹介します。幹事をお願いする場合としない場合で、どのような違いがあるのかをしっかりと把握しておきましょう。

メリット

まずは、幹事なしのメリットから紹介します。

①幹事を探さなくて良い

幹事を立てる場合、やってくれる人を探して承諾を得なければなりませんよね。多くの場合は参加してくれる友人に声をかけますが、「言いづらい…。」と感じることもあるかもしれません。その点、幹事なしなら声をかけて回る必要がなく、幹事探しをしなくて良いという気楽さがあります。

②友人に負担をかけない

なかには物事を取りまとめたり、司会進行をしたりするのが得意ではない友人もいるかもしれません。また、当日のスケジュールに合わせてバタバタと動き、無事に二次会を終わらせるまで気を使いっぱなしで飲み食いできないということもあるでしょう。友人を幹事にする場合、負担をかけるのは避けられないこと。「参加者の誰にも負担をかけたくない！」という新郎新婦は、幹事なしで二次会の計画を立てる方がよいでしょう。

③幹事への謝礼代が浮く

結婚式二次会の幹事へは、感謝の気持ちを込めて謝礼金を渡すのがマナーです。さらに幹事の二次会会費は新郎新婦が負担することが多く、複数の幹事を立てるとなれば、謝礼代も高くなります。当然ですが結婚式二次会を開催するなら、幹事への謝礼金のほかに会場費や景品など、たくさんのお金が必要に…。結婚式には高額な費用がかかるため、二次会の幹事を立てないことで謝礼代が浮くと助かりますよね！

デメリット

次に、幹事なしのデメリットを紹介します。

①やることが多く、忙しい

幹事なしで結婚式二次会をおこなう最大のデメリットともいえるのが、「やることが多くて忙しいこと」です。たとえ少人数で開催するとしても、「新郎新婦 兼 幹事」には違いありません。飲み会や合コンであれば多少グダグダになっても多めに見てもらえるでしょう。しかし、結婚式は人生で1日限り。主役である新郎新婦が動き回り忙しくしていると、参加者は気を使ってしまうかもしれません。

②開始時間に間に合わない可能性がある

結婚式二次会は、披露宴の後におこなうのが一般的です。しかし披露宴が予定通りに進まなかったり、お見送りの際につい長話をしたりするのはよくあること。披露宴の時間が長引くと、二次会の開始時間に間に合わない可能性もあります。幹事を立てていれば二次会会場のことは任せられますが、幹事なしでは自分たちが到着しなければ始まりません。幹事なしで二次会をおこなう場合は、披露宴と二次会の時間を多めに開けるなどの工夫が必要になります。

③楽しめない可能性がある

当日はスケジュール通りに次々と進めていかなければならず、楽しむ余裕をもつのが難しいと考えられます。さらに、万が一トラブルがあれば自分たちで対応しなければなりません。幹事がいる結婚式二次会では、新郎新婦はひな壇に座って参加者と一緒に楽しむもの。新郎新婦が幹事をすることになれば、二次会開始から参加者が退店するまで、やることが多くて気を抜くヒマもないでしょう。

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結婚式二次会を幹事なしで開催する4つの方法とは？

「大変だとはわかっていても、幹事なしで結婚式二次会をしたい！」という新郎新婦もいるかもしれません。そう考えている場合は、以下の4つの方法を検討してみましょう！

①幹事代行サービスを使う

「友人には負担をかけたくないけど、自分たちだけじゃ不安」という方におすすめなのが、幹事代行サービスです。幹事代行サービスは、結婚式二次会の幹事の仕事を代わりにおこなってくれるサービスで、新郎新婦の希望イメージに沿って作りあげてくれます。サービス内容には会場探しから事前準備、当日のセッティング・司会進行まですべて含まれるため、安心して楽しめるのが魅力です。

②当日だけ動いてもらえる幹事さんを決める

すべてを任せる幹事を立てなくても、当日のみ動いてくれる人を見つけておくのも1つの方法です。事前準備などの段取りは新郎新婦がおこない、当日だけ動いてくれる幹事を1〜2名立てるだけで、万が一のときにもスムーズに対応できるようになります。ただし、「当日軽く手伝ってもらう」という中途半端な頼み方はNG！幹事として頼むなら最初から関わってもらうつもりで依頼しないと、思わぬトラブルに発展することもあるので注意しましょう。

③プランナー付きの会場を選ぶ

結婚式二次会によく使われる会場であれば、『プランナー』が在籍していることもあります。プランナー付きの会場であれば、式や披露宴のように二次会の相談や当日のサポートがお願いできるため、幹事を立てなくても開催できるでしょう。ただしサポートの範囲や内容は会場によってさまざまです。「思ったよりサポートしてくれなかった！」と残念な結果にならないように、あらかじめしっかり確認しておきましょう。

④飲み会形式のカジュアルな二次会にする

従来の結婚式二次会よりもカジュアルな形式にすると、幹事なしでも開催しやすくなります。具体的には、『演出やゲームなどを一切なしにする』ということです。来てくれた参加者が食べて飲むだけのシンプルな形式であれば、司会進行もいりません。新郎新婦から注意点などを案内して、あとは各々自由にしてもらうだけでよいでしょう。ただし、普段の食事会とあまり変わらないため「特別感」に欠けてしまうのがデメリットです。

幹事なしの結婚式二次会｜新郎新婦だけで準備する場合のやるべきこと

幹事なしの結婚式二次会を開催する際、以下のような準備が必要となります。

【事前準備】

• 会場探し、見学、会場決め
• ゲームやイベントの企画
• 景品やギフトの用意
• デコレーションの準備
• 曲の選定
• 招待状・名簿の作成
• タイムテーブルの作成

【当日】

• 会場のデコレーション
• 受付のセッティング
• 受付のセッティング
• 音響
• お見送り
• 終了後の撤収作業

上記はおおまかな準備内容で、さらに細かくするとやるべきことはかなり多くなります。新郎新婦だけで準備を進めると決めたら、早めに計画を立てて行動していきましょう！

幹事なしの結婚式二次会は景品やプチギフトにこだわろう！

幹事なしでの結婚式二次会はやることが多く大変ですが、できないわけではありません。実際に、希望を存分に叶えた二次会を開催する新郎新婦もたくさんいます。とはいえ、どのような結婚式二次会になったとしても、参加するゲストが会費を払って祝福に来てくれることに違いありませんよね。せっかく参加してくれたゲストには景品やプチギフトなどを用意しておき、「参加してよかった！」と思ってもらうことが大切です。日取りを決めたら早めから準備に取り掛かり、記念に残る結婚式二次会にしてくださいね！

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